2024.10.16 世界食糧デー
- 公開日
- 2024/10/16
- 更新日
- 2024/10/16
校長室より
今日、10月16日は「世界食糧デー」。国際連合が定めた世界の食料問題を考える国際デーです。
そんなタイミングである、13日(日)に、JICA(独立行政法人国際協力機構)中部センター主催の「世界食糧デー&食品ロス削減月間特別企画」である「映画『0円キッチン』上映会&トーク」に参加してきました。
映画と、JICAスタッフによる、世界の食糧事情や、食品ロスの取組の話は、学びの多いひとときでした。
映画の内容は以下の通り(公式サイトから引用)。
使った廃油 684.5リットル。走行距離 5079km。救出した食材690kg。
世界で生産される食料の3分1は食べられることなく廃棄されている。その重さは世界で毎年13億トン。「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考えた食材救出人のダーヴィド。植物油で走れるように自ら改造した車に、ゴミ箱でつくった特製キッチンを取り付け、ヨーロッパ5カ国の旅へ出発。各地で食材の無駄をなくすべく、ユニークでおいしく楽しい取り組みをしている人々に出会いながら、食の現在と未来を照らし出していくエンターテイメント・ロードムービー。
日本ではない、ヨーロッパの話ではありますが、おそらく日本を含めた先進国では、同様な多くの食品ロスがあることと思います。
世界には、食糧がなく飢餓にあえぐ国々がある中で、まだ食べられるものを処分している先進国の状況をどう感じるでしょうか。
給食や、家庭での食事で、「嫌いだから」「おいしくないから」という理由で残したり、捨てたりするのは、1日にカップ一杯のスープが飲めない国や人々がいる現状を思うと、なかなかしにくいように思います。
こういう日に、食のありがたさについて、考えてみるのもいいですね。「当たり前」にいただけることに「感謝」したいものです^^
■映画『0円キッチン』
■映画『0円キッチン』予告編 (youtube.com)