2025.5.8 「朝礼」から「集会」に
- 公開日
- 2025/05/08
- 更新日
- 2025/05/08
校長室より
今年度より本校が、日課の変更や3年英語科授業の少人数授業など、様々な改善に着手しているのは、これまでお伝えした通りですが、今日は、「朝礼」の改善についてお伝えします。
今年度より、「朝礼」から「集会」という名称に変えました。というのも、「朝に行わない」からです。その代わりに、5時限目の授業が終わってから行うことにしたため「集会」になりました。理由は以下の通りです。
・これまで朝に実施していた時は、「50分授業日課」「45分授業日課」に続き、朝礼用の第3の「朝礼日課」で対応していました。今年度、日課を一元化するために、「朝礼日課」を廃止しました。
・これまでの朝礼は、9時5分からの1時限目の授業に間に合わせなければならないことから、「消化不良」に終わることがありました。今年度、日課を変更し、朝の「GUタイム」を生み出しましたが、時間帯としては変わらないため、終了時間を気にしなくてもよい「授業後」にしました。
・では「消化不良」とは、どんなことかというと、「表彰伝達」の対象者が多いと、全員表彰できず、次の朝礼時か、終業式などの全校集会に延期しなければならないことがあったということです。終了時間を気にしなければ全員の表彰を行うことができます。
・そして、月に1回は、「朝礼」「式典」を行うものとしました。コロナ流行を境に、様々な教育活動をスリム化してきましたが、ややその弊害が現れたように感じています。そこで、「式典」(学期ごとの始業式・終業式)6回に加え、「朝礼」5回(昨年度は4回)とし、8月を除いた「月に1回」は全校生徒を対象にした集会が行えるようになりました。これにより、タイムリーに、確実な表彰伝達ができるようになると考えています。(時間を延長することも減ると考えています)
以上が主な理由です。
オンラインでも朝礼は成立しますが、「集会」という、文字通り「集まって行う会」にすることにより、その場で一体となって被表彰者を称えたり、校長の話に頷きながら聴いたりする雰囲気を全校で共有でき、双方に温かさを感じることができると思っています。
ちなみに、校長の講話は、昨年度に引き続き、プレゼンテーションソフトを用いたスライドを投影し、生徒に投げかけたり、話し合わせたりしながら進める「対話方式」の形を継続します。
これからの世の中を支えていく古中生が身につけてほしい、あるいは身につけるとよいと思う、姿勢や考え方について説いていきます。
朝礼講話は、本ホームページでも掲載しますので、保護者・地域の皆様は、ぜひ、ご覧ください^^