2025.5.7 中学生と読書
- 公開日
- 2025/05/07
- 更新日
- 2025/05/06
校長室より
少し前になりますが、4月15日に「光村図書出版」が、4月23日の「子ども読書の日」にちなみ、「本と読書」というテーマで、小中学生500人を対象にアンケートを実施しました。現在、その結果が公表されていますが、興味深い内容でした。
主な結果の概要は以下の通りです。
・中学生の好きな本のジャンルの上位3つは「物語(小説)」(38.2%)、「スポーツ」(21.8%)、「科学・テクノロジー」「歴史・地理」(16.4%)(※「科学…」と「歴史…」は同率)。
・1ヶ月に3冊以上本を読む中学生は4人に1人(26.1%)。
・中学生が、実際に本を入手する方法は、「リアル書店」(51.5%)、「学校図書館」(22.4%)、「オンライン書店」(14.5%)、「地域図書館」(10.3%)の順。
・電子書籍よりも紙の本が「好き」「どちらかと言えば好き」と答えた中学生は約6割(59.4%)。
1ヶ月に「3冊以上本を読む中学生は、4人に1人」という結果を、「多い」「少ない」どう捉えるでしょうか…。
現代の中学生の放課後は、部活動に習い事、そして自由な時間はスマホやゲーム…という現状を考えると、上手に時間を使って、本に親しんでいる人が一定数いることが分かります。月に最低1冊でも本に触れている人が約6割いるということは、過半数です。
これを「36人学級」に当てはめてみると、21人が1冊以上読み、9人が3冊以上読む計算になります。そう考えると、「まあまあ」な数だと思いませんか。
本は、脳にも心にも栄養を与えてくれます。
学校生活も1ヶ月が経ち、リズムに乗ってきたことと思います。学校の図書館で借りてもよし、リアル書店でじっくり選んで購入して読んでもよし…。
読まない「4割」に属する人は、ぜひ、「月1冊」を目標に、本に触れてみませんか。継続できたら、きっと世界が変わると思いますよ^^