学校日記

こころアラカルト 1

公開日
2008/05/08
更新日
2008/05/08

学校生活

 進学・進級から1ヶ月。みなさん、4月から始まった生活に慣れてきましたか?
変化にはストレスがつきものですが、想像していたよりキツクなかった人、ツライと感じている人、頑張りや緊張の糸が途切れてきた人、しんどかったけど「ひと山越えたかな?」と思える人…いろいろな人がいることでしょう。
 毎日の生活の中にも大小いろいろな変化はあって、その度に気持ちがゆさぶられたりしていると思います。大人に比べて中学生の方が気持ちはゆれやすいですし、大人も子どもも気持ちが弱っている時はゆれやすくなっています。地震にたとえれば、「震度3」くらいまでなら多くは「あっ…」と思う程度でしょうが、「震度7」にもなると立っているのも大変です。ゆれの大きさによってダメージの受け方も、平常への回復に必要な時間も変わってきますね。また、「震度1〜3」といえども、精密さの必要な作業中だったらやり直しかもしれないし、グラウンドでランニング中なら気づきもしないでしょう。
 同じ出来事でも人によって・状況によって感じ方が違う、と、こころの片隅にとめてみてください。人と接して感じる不満や責めたい気持ちが、少しコントロールできるかもしれません。そして、自分が感じる「震度」を客観的に分析してみましょう。「今のは震度2くらい」「これは、震度4強…ちょっとキツかった」というように。自分のこころの様子をみつめることで、ストレスと上手につきあえるようになるでしょう。「震度」が大きすぎ!と感じた時には、迷わず遠慮せず「救援」を求めましょう。SOSを出せる力も大切ですよ。