学校日記

来(きた)る日の面接に向けて【3年生】

公開日
2024/11/12
更新日
2024/11/12

第3学年

昨日は、面接についてのビデオを見た後、各学級で面接の練習を行いました。
以前と比べると、高校入試の段階で面接が必要となる人は少なくなりました。しかし、大学入試、就職試験など、その後の人生において面接を経験する人はたくさんいるはずです。

進路決定に向けて、担任の先生、お家の方、いろんな人とたくさんお話しをしている時期だと思います。
中には、面接が必要になる人もいますが、言葉遣いや所作は「その日だけ変えよう」と思ってもとても難しいものです。

私の父親と妹はそれぞれ日本全国に支社がある企業で人事をしています。そのため、定年退職をして再任用にもかかわらず、父に至っては採用シーズンだと、ある週の半分を「香川」、戻ってきたと思ったら「東京」、帰ってくるかと思いきや「浜松」「札幌」とスケジュールをこなすなど、全国を飛び回っています。

彼らに言わせると、「その場だけ」の人はすぐ分かるそうです。どうしても言葉がくだけたり、前髪を気にして触ったり、たくさんの人を見ている面接のプロには、すぐにクセが見えるそうです。だからこそ、「常が大事」なのです。

また、質問に対する答えを「丸暗記する」ことも難しいものです。
私は教員採用試験以外にも就職試験も受けました。人生で初めて書類選考が通った1社目のあるテレビ局の面接では、準備をして何を聞かれても大丈夫なくらい暗記をしました。
けれど、実際面接に行くと、初めての場所・初めての面接官・張り詰めた雰囲気に飲まれ、暗記したことは全て吹き飛び、準備したことは一切話せませんでした。結果はいうまでもありませんね。

だからこそ、いろいろな授業の中でしっかり問いに対する自分の考えをまとめ、発表したり、書き起こしたりする中で、頭を働かせ、自分の口で伝えることを練習していってほしいと思います。がんばれ、クルーたち!

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