2024.12.9 いい努力
- 公開日
- 2024/12/09
- 更新日
- 2024/12/09
校長室より
古中生の中には、「努力をするけど、思うような成果が出ないなー」と悩んでいる人がいるかもしれません。そんな人に応えるかのように、コンサルタントの山梨広一氏は、「いい努力」について、「マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかったいい努力」という書籍の中で語っています。
東京大学卒業後、アメリカ・スタンフォード大学経営大学院修了後、富士写真フイルムを経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社という経歴をもつ山梨氏の言葉には説得力があります。
その「いい努力」の特徴として、以下の7つを揚げています。
1 「成果」につながるもの
2 「目的」が明確なもの
3 「時間軸」が的確に意識しているもの
4 「生産性」が高いもの
5 「充実感」を伴うもの
6 「成功パターン」が得られるもの
7 「成長」を伴うもの
1、2、7については、イメージがもてると思うので、割愛をしますが、その他の項目について、具体的に何が「いい努力」なのかを、次に補足をします。
3の「時間軸」は、「いつまでに」という目的達成のための時間軸を意識すること。
4の「生産性」は、より短い時間お小さな労力で高い成果を出すことができるもの。
5の「充実感」は、実現できたことによって得られる達成感や、手応えを感じるもの。
6の「成功パターン」は、成功体験が蓄積され、次の努力にフィードバックされるもの。
「問題は、労力やかけた時間ではなく、努力の質である」とも説く山梨氏。改めて、「今、頑張っていること」が、はたして「いい努力」なのか、「そうでない努力」なのか、を振り返るとよいかもしれませんね^^