学校日記

2025.1.25 「布施知子 ORIGAMI」展

公開日
2025/01/25
更新日
2025/01/25

校長室より

先週末に、ヤマザキマザック美術館で開催されている、特別展「布施知子 ORIGAMI —紙の鼓動—」を観てきました。
折り紙のスペシャリスト、布施知子(1951〜)さんによる、50点の作品は、紙の可能性の大きさや深さを感じさせる、素敵な作品ばかりでした。

一枚の紙を折ったユニット(パーツ)をのりを使わずに組み合わせて立体作品を作る「ユニット折り紙」を始め、「スパイラル(らせん)折り」「多重折り」「無限折り」「平折り」など、多種多様な折り方によって表現された作品の数々は、私たちがもつ、折り紙に対するイメージを超えるものばかりです。

展覧会では、まず初めに「枯山水」の庭園が現れます。そして、写真のように、元々展示されている、アール・ヌーヴォーのベッドルーム家具やダイニング家具と調和を図りながら特別な空間となったインスタレーション(空間全体を作品とした表現方法)や、一枚の紙から美しい幾何学的な立体を表した作品、何百枚というパーツを組み合わせた立体的な作品など、観る者を飽きさせない、不思議な形の折り紙がたくさん並びます。

参観者は老若男女様々で、小学生や中学生と思われる子供もたくさんいました。そしてその多くの人が、その仕組みを解き明かそうと、覗き込むように見ているのが印象的でした。

展示されている「ヤマザキマザック美術館」は、私立美術館なので、公立の美術館のように「中学生以下無料」とはなっていませんが、小中高生は「500円」と、比較的安価に入場することができます。展示期間は、3月23日(日)までです。興味のある人は、足を運んでみてはいかが?^^

ヤマザキマザック美術館

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