2025.5.19 自習タイム(仮称)
- 公開日
- 2025/05/19
- 更新日
- 2025/05/19
校長室より
今年度より本校が、日課の変更や3年英語科授業の少人数授業など、様々な改善に着手しているのは、これまでお伝えした通りですが、今日は、「自習タイム(仮称)」についてお伝えします。
これは、部活動なしで下校する日の放課後に教室を開放し、参加したい生徒だけが残り、自主学習をしていくものです。教員は監督しません。
日課が変更され、5時間授業の日であれば25分、6時間授業の日であれば30分早く下校ができます。しかし、帰宅してからの時間が有効に使えなければ、なんとももったいない話です。
そこで、「帰宅すると誘惑があって集中できません」「帰っても何をしていいかわかりません」という声に対応し、学習時間の確保、学習習慣の確立という目的で実施するものです。
先週木曜日(15日)に、今年度初めて、1年生のみで実施しましたが、参加人数は60人強でした。この日は、放課後に体力テストの再テストに100人ほど参加していたため、「自習タイムに参加したいのですが、シャトルランがあるので…」という声もあったことから、おそらく、通常であれば、100人ほどは残ったのではないかと推測されます(学年生徒数は約300人)。
参加者からは、「一人で集中できたのでよかったです」「仲間と自習することで勉強に対するモチベーションが高まりました」というポジティブな声が聞かれ、有効に活用されていたことが伝わってきました。
事実、様子を見ると、私語は全くなく、集中して一人学びをしている様子がしっかりと伝わってきました。
今後、別室で質問ルームを設け、地域サポーターに協力をしていただくことも考えており、コミュニティスクールの活動の一環としても展開していきたいと考えています。また、「自習タイム」は仮称であることから、ふさわしい「ネーミング」を生徒の手で決めてもらう予定です。
本日は、1・3年生が実施します(2年生は、自然教室代休日で不在)。まだ始まったばかりですが、今後、軌道に乗り、古中生にとってポジティブな活動になっていくことを期待したいと思っています。
誰でも参加できるものです。静かに黙々と学習できる古中生は、ぜひ、参加するといいですよ^^