学校日記

2026.2.9 記憶より記録

公開日
2026/02/09
更新日
2026/02/09

校長室より

先週金曜日(6日)に、2年生を対象に「キャリア教育講演会」がありました。講師の話はとても分かりやすく、「2年生のこれからに、きっと役立つだろう」と思える内容でした。


講演会が終わり講師と話をしていると「みんなメモをとりながら聴いてくれて驚きました」とおっしゃっていました。


私も講演中に2年生の様子を見ていましたが、確かに写真のように、多くの人が「キーセンテンス」など、大切にしたい言葉をメモしているシーンをよく見かけました。


アスリートの活躍の例えの一つに「記録より記憶」という言葉があります。「記録の良い悪いにかかわらず、そのパフォーマンスの素晴らしさが記憶として残り、語り継がれていく」ことを例えた言葉です。

これが、ビジネス界になると「記憶より記録」という言葉になります。「きちんとメモを残し、見返したり、理解を深めたりすることが大切」という意味だと認識していますが、この「記憶より記録」は、科学的にも証明されているようです。


人間の脳は、時間が経つにつれ、あいまいな記憶になったり、一気に多くの情報を記憶したりすることはできなかったりするなど、「覚えることは得意でない」と言われています。


そこで、「メモをとる」(記録に残す)ことが大切になってきます。「メモをとる」ということは、一時的に、耳から「聴く」という「インプット」した情報を、「書く」という「アウトプット」の行動に変換します。

ここがポイントで、アウトプットは、「理解を深める」「記憶をうながす」行動につながり、思考の質を高めるのです。

また、メモを振り返ることで、正しい内容を見返すことができ、何度も振り返ることで、正しい記憶として定着していきます。

そして、整理された思考は、発展的なアイデアなどにもつながり、自分を高めるために役立ちます。


…ということで、「記憶より記録」、すなわち、「すぐに忘れてしまうような記憶よりも、確実に残る記録が大切」になってくるのですね。


ちょうど、テスト勉強をがんばっているところだと思います。そんな勉強方法の一つにも、「書くこと」はおすすめです。
ぜひ、古中生には、そんな行動を大切にしてほしいと思います^^