2026.2.13 苗字制定記念日
- 公開日
- 2026/02/13
- 更新日
- 2026/02/12
校長室より
2月13日は「苗字制定記念日」です。
現在では、苗字があることは当たり前ですが、実はすべての人が苗字を名乗るようになったのは、明治時代に入ってからのことです。1875年(明治8年)の2月13日、政府は「国民は必ず苗字を名乗ること」と定めました。これが苗字制定記念日の由来です。
それ以前、苗字を名乗っていたのは主に武士など一部の人々でした。農民や町人の多くは、日常生活では名前だけで暮らしていたのです。
さて、突然「これからは全員、苗字を名乗りなさい」と言われたら、どうするでしょうか。
当時の人々も、きっと戸惑ったことでしょう。実際には、自分で自由に苗字を決めることができました。そのため、
・田んぼの近くに住んでいたので「田中」
・橋のそばだったので「橋本」
・大きな木が目印だったので「大木」
など、住んでいる場所や身近な風景から苗字をつけた人が多かったと言われています。
したがって、日本の苗字には「山」「川」「田」「木」など、自然に関わる漢字が多く見られます。同じ苗字が多い地域などが存在しているのは、こうした理由も一つです。これは、先祖の暮らしが自然と深く結びついていたことの表れとも言えるでしょう。
ちなみに、日本にはおよそ30万種類もの苗字があるといわれています。世界的に見ても非常に多い数です。同じ苗字でも、地域によってルーツが異なることもあります。
「印鑑屋さんがどんな苗字をそろえているか…」などというテレビ番組を観たことがある人もいると思いますが、世の中には「ほー」という苗字の方がいらっしゃって、なかなか興味深いものです。
家庭で、自身の苗字の由来を話題にしてみてはいかがでしょうか。
何気なく使っている苗字の中に、先祖のルーツや暮らし、土地の歴史が息づいているかもしれませんよ^^。

