学校日記

2026.4.30 教科書の裏表紙には

公開日
2026/04/30
更新日
2026/04/30

校長室より

4月も間もなく終わろうとしています。新しい学年での授業も軌道に乗りつつあり、古中生の皆さんは、日々、さまざまな学びを重ねていることと思います。


さて、そんな授業で用いるのが教科書です。この教科書は、正式には「教科用図書」と言います。教科いるため、教科ごとに作成された出版物(図書)であることから、このように呼ばれています。


その教科書ですが、裏表紙に小さな文字で写真のようなさまざまな記載があります。一見すると情報量が多いように感じられますが、よく読むと、現在の教科書が多くの配慮をもとに作成されていることが分かります。昭和の時代はもちろん、保護者の皆様が学んでこられた頃と比較しても、大きく進化しています。


中でも、写真の冒頭の「保護者の皆様へ」の欄には、「子どもたちと語り合うきっかけとして活用ください」と記されています。この一文には、個人的にも、深い意味が込められていると感じています。


というのは、「教育基本法」には「保護者は子の教育について第一義的責任を負う」と示されており、家庭教育の重要性がうたわれているからです。これは、保護者の方が教科書を使って直接教えることを求めているものではありません。むしろ、教科書を通して大人自身も学び、そのことが家庭での会話や関わりの広がりにつながっていくことが期待されているのです。こうした関わりの中で、現在の教育が大切にしている「対話」が家庭の中でも生まれていく・・・そんな点に、この記述の意義があると考えています。


また、この写真には写っていませんが、裏表紙には「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」との記載もあります。

大切に使用しながらも、ボロボロになるまでしっかり活用してもらえれば、「教科書」もきっと喜ぶことでしょう。


日々の学習は大変なこともあるかもかもしれませんが、未来に向けて努力する古中生の皆さんを、先生達は全力で支えていきますよ^^