2026.6.15 梅雨入り・梅雨明けの変化
- 公開日
- 2026/06/15
- 更新日
- 2026/06/10
校長室より
先日、「入梅」について記事を掲載しましたが、その「入梅(梅雨入り)」「出梅(梅雨明け)」について、興味深いデータがあります。
気象庁のページには、「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海」が掲載されています。そこに示されている1951年から2025年までの梅雨入りの日にちをグラフ化し、近似値を求めると分かるのですが、梅雨入りは3~4日程度、徐々に早くなる傾向が見られます。
一方、「梅雨明け日」についても同様にグラフ化し、近似値を求めると、梅雨明けは3~4日程度、徐々に遅くなる傾向が見られます。
その結果、全体として見ると、梅雨の期間が約1週間長くなっていることが分かります。
このことから、何が考えられるでしょうか…。
これは、地球温暖化の影響の一つである可能性があります。
地球温暖化によって海面水温が上昇すると、大気中の水蒸気量が増加します。梅雨は、南方からの暖かく湿った空気が日本付近に流れ込むことで発生しますが、水蒸気が増えることで、大雨をもたらすエネルギーが強まり、梅雨前線が停滞しやすくなります。これが「梅雨の期間の長期化」の一因と考えられます。
古中生の皆さんなら分かるように、梅雨は水資源を確保し、農作物の生長を促すなど、私たちに恵みをもたらす「命の水」です。しかし、雨量が多すぎると、「土砂災害」や「河川の氾濫」を引き起こしたり、作物の健全な成長を妨げたりします。また、私たち人間も、日光を浴びる時間が減ることで、体調を崩したり、湿気が増すことで、カビが発生するなど、衛生面にも影響を及ぼします。
「適度な梅雨でお願いします」と神様にお願いすることは簡単ですが、地球温暖化を招いてきた私たち人間がそう願うのは、少しわがままのような気もします。
これ以上地球温暖化が進むことがないよう、一人一人が環境問題について考えながら生活することが大切になってきます。
ぜひ、自身にできる環境に優しい行動を心がけていきましょう^^


