2026.3.23 昨日の集会での講話
- 公開日
- 2026/06/23
- 更新日
- 2026/06/22
校長室より
昨日の授業後に実施した全校集会では、以下のような話をしました。
これは、どんなシーンでしょうか。そうです、サッカーW杯・予選リーグの1試合目、オランダ戦の試合後のワンシーンです。日本人サポーターが、青いゴミ袋を手に、ゴミ拾いをしています。日曜日のチュニジア戦のあとも、こんな行動があったと、ニュースになっていました。
これを見て世界の人々は、「なんて礼儀正しくて品のある人たちなんだ!」などと言い、「日本人=ゴミを拾う礼儀正しい人々」というイメージをもつ人が多くいるようです。
さて、では、これはどんなシーンでしょうか。左上は歩道の植え込みにある数々の吸い殻。右上は少しわかりにくいですが、これは富士山の山肌で、様々なゴミが落ちています。遠くから見ると、こんなにきれいなのですが、実は、こんな汚れた側面もあります。おかげで、世界遺産を取り消しにされそうになり、今では、かなりきれいになったそうです。左下は、河川敷でバーベキューをして、そのままにして帰った人の跡です。ひどいですね。右下は、すいとぴあ江南で花火大会の後のゴミ拾いの様子です。
こうした状況を知っている世界の人々は、「昨年の隅田川花火大会のときはゴミだらけだったのに」などと言い、サッカーW杯のサポーターの行為は「いい人ぶった、見せかけの行為だ」と言う人も少なくないそうです。
どちらが、正しい評価でしょうか…。となりで話し合ってみましょう。
残念ですが、どちらも一部の人たちの行為ですが、どちらも正しいのでしょう。
では、正当な評価を得るためには、どんなことを心がけるとよいのでしょうか。
それは、これにつきると思います。「日常を大切にする」ということです。
そして「日常の延長となる行動を心がける」ということです。
普段の行動の質を高めていれば、「見せかけ」などと言われないでしょう。
そして、その行動が、サッカースタジアムで行われれば、「日頃と同じ」となるはずです。
皆さん、自分自身を振り返ってみましょう。
日常の行動はきちんとできていますか。多くの人は、できている印象をもっています。しかし、修学旅行に行ったときだけ、部活動の大会に行ったときだけ、さわやかに挨拶していたとしても「いやいや、普段できていないでしょ」となってしまいます。日常の行動をきちんとしたいものです。
そして、おそらく、日常の積み重ねは、よい行動も、そうでない行動も、きっとその人の習慣になって、知らず知らずの間に行動しているようにも思います。あいさつできている人は、どこでもあいさつできるでしょうし、できていない人は、いざというときにできないことがあると思います。
せっかくの素敵な振る舞いが、日常にケチをつけられてマイナスな評価になることがないよう、日常の質を高め、その日常の振る舞いが、どこに行っても表れるように心がけていきましょう。


