2026.8.3 舞台「成瀬は天下を取りにいく」
- 公開日
- 2026/08/03
- 更新日
- 2026/07/30
校長室より
先月、舞台「成瀬は天下を取りにいく」を観に行きました。
「成瀬は天下を取りにいく」は、2024年に「本屋大賞」を受賞した作品で、既に完結した3部作です。7月1日には、シリーズ累計発行部数が250万部を突破したことも発表され、今なお高い人気を集めています。本校の図書館にも所蔵されていますが、貸出数が最も多い作品の一つとなっています。
その人気作の舞台化とあって、当日をとても楽しみにしていました。
主人公の成瀬あかりをはじめ、個性豊かな登場人物が多い作品なので、「原作のイメージに合ったキャスティングになるだろうか」と勝手に心配していましたが、その心配は全く不要でした。主演の山下美月さんをはじめ、どのキャストもまさに“はまり役”で、原作の世界観がそのまま舞台の上によみがえったようでした。
舞台は、第1作「成瀬は天下を取りにいく」と第2作「成瀬は信じた道を行く」をもとに構成されていましたが、最初から最後まで楽しむことができました。原作の魅力を大切にしながら丁寧に舞台化された脚本に、「楽しませてくれてありがとう」という気持ちでいっぱいになりました。
意外だったのは、観客の年齢層です。比較的若い人が多いのかと思っていましたが、実際には本当に幅広く、まさに「老若男女」という言葉がぴったりでした。若い人も年配の人も、それぞれが作品を楽しんでいる様子を見て、「幅広い世代に愛される作品だからこそ、これほどのヒットにつながっているのだな」と改めて感じました。
余談ですが、「成瀬は天下を取りにいく」は、Amazonオーディブルのサービス開始以来、10年間で最も聴かれた作品第1位にも選ばれています(2025.10.31発表)。紙の本だけでなく、デジタルコンテンツでも多くの人に親しまれているのは、さすが人気作品だと感じました。
個人的には、原作を読んだとき、「自分は自分のままでいい」「自分のこだわりを大切にすればいい」と感じたのと同時に、「自分のこだわりや、人とのつながりによって世界はどんどん広がっていく」ということも強く感じました。勇気や希望を与えてくれる作品だと思います。
まだ原作を読んでいないけれど興味をもった…という古中生は、ぜひ本校図書館で借りて読んでみてください。きっと、その魅力に引き込まれることと思いますよ^^
(※写真は、舞台のパンフレットです。なお、舞台は、既に終了しています)


