学校日記

2026.9.18 いかんでかんて

公開日
2026/09/18
更新日
2026/09/18

校長室より

今日は、定期テスト。古中生がこの記事を読むタイミングは、テスト終了後だと思うので、今日は、リラックスしながら読める四方山話を一つ…。


個人的に最近はまっている芸人さんに、「ハローアゲイン」がいます。メンバーの今村さんは春日井市出身で、コテコテの名古屋弁でしゃべることを得意としています。そんな今村さんの「名古屋弁のオカン」シリーズの動画は、ついつい笑いながら見てしまいます。


そんな動画を見ていて、ふと思い出したのが、その昔、私が古中に勤め、生徒指導主事をしていたときに、毎日発行していた「生徒指導だより」に載せた「名古屋弁」のネタです。

今日の記事と同じように、テストの日などには、クスッとするようなネタを掲載していたのですが、あるとき、清水義範著『笑説 大名古屋辞典』という本の一節を引用して、名古屋弁について話題にしたことがありました。


名古屋弁に「いかん」という言葉があります。この名古屋弁は、単なる「否定の言葉」ではなく、「どうにもならない」「まいってしまう」というニュアンスも込められた、他の地域の人には少々理解が難しい表現です。

したがって、「仲がえーでいかんわ」という名古屋弁は、「仲がいいからまいりますよ」という表現になると、本の中でも解説しています。


その「いかん」を使った、名古屋のおばさんたちが喫茶店を出るときに、伝票を奪い合いながら繰り広げる会話を紹介した一節が、本の中にありました。当時の「生徒指導だより」にも紹介した一節を、改めて紹介したいと思います(『笑説 大名古屋辞典』より引用)。



「今日は私が払うわ」

「あ、いかんて、いかんいかん」

「えーて、えーて、えーて」

「いかんて、いかんて」

「たまには、ええでいかんがね」

「いかんでかんて。そうはいかんもんで」

「えーて、えーて」

「いかんて。本当に奥さん、ええで」



何がよくて、何がダメなのか、訳が分からない会話ですが、実はしっかりと噛み合っています。名古屋の人にしか成立しないのではないかと思ってしまうような、絶妙な会話です。

現在では、このような会話をする人は、ご年配の方しかいないでしょう(ご年配でも、もういない?)。


いかがでしたか。古中生のお母さんには、「名古屋弁のオカン」のような人はいないと思いますが、この地方出身のお母さんとおばあちゃんの会話には、もしかしたら通じるところがあるかもしれませんね。

機会があれば、そんな会話に耳をすませてみては。新しい発見があるかもしれませんよ^^


それでは、よい5連休を!