13日(火)の授業から
- 公開日
- 2009/01/15
- 更新日
- 2009/01/15
学校生活
養護教諭が中心となり、学級活動で保健の指導を行っています。1年間の計画は、
1年生は「思春期の心について」
2年生は「男女交際について」
3年生は「男女交際と性感染症について」
それぞれ全学級で授業を進めています。
3年生のテーマの授業の目標を次のように定め、13日(火)3年生の1学級で授業を行いました。
○男女交際に伴うリスクについて考える。
○性感染症が若年層で増えている原因を知る。
○性のネットワークについて知り、性感染症の予防行動を考える。
授業は、さだまさしの「恋愛症候群」の歌を授業のはじめと終末で活用し、工夫しました。
軽はずみな形の男女交際は危険であり、具体的な行動をすれば性感染症のリスクを負うことを、和やかな雰囲気の中で、生徒に考えさせ、慎重に行動することが大切であることを生徒自身に考えさせる授業でした。
「性感染症のネットワーク」とは、2人の男女の背後にある多くの男女のつながりを図示したものを用意して理解を図り、感染の危険性に気付かせる資料としました。
多くの生徒が授業後の感想で、「自分のためになった」と○を付けていました。
一昔前の生徒の置かれている社会環境とは大きな違いがあり、性に関する商業主義的な情報がマンガ、インターネット、携帯電話等からあふれる中で生徒は生活しています。若者の性感染症は増加傾向にある中で、正しい知識の伝達と自他の体と心を守るための基礎となる学習を今後とも大切にしたいと思います。
最後に、さだまさしの「恋愛症候群」の歌詞のエンディングのところを紹介します。
☆☆☆
恋は必ず消えていくと誰もが言うけれど ふた通りの消え方があると思う
ひとつは心が枯れていくこと そしてもう一つは 愛というものに形を変えること
おそらく相手に求め続けてゆくものが恋 うばうのが恋
与え続けてゆくものが愛 変わらぬ愛
だから ありったけの思いをあなたに投げ続けられたら それだけでいい
あなたに 出会えて 心から しあわせです