離任式の話(続き)
- 公開日
- 2009/04/09
- 更新日
- 2009/04/09
学校行事
離任式での先生方のお別れの話(続き)
○胸を張って、「私たちの学校が1番立派な学校だ」と言えるよう誇りをもってください。今ここで私の話を聞いている皆さんは、本当にすばらしいと思います。長い間本校で勤務して、最後に君たちに伝えたいことは一つだけです。それは「当たり前のことが、当たり前にできる」これをいつも頭に入れて学校生活を送ってください。そうすれば、必ず3年生になったとき、大きな実りとなります。
○基本を大切にする学校です。1年生の皆さんは、安心して2・3年生の先輩に付いていってください。「継続は力なり」という言葉を贈ります。継続するには努力と時間が必要です。口で言うほど簡単な事ではありませんが、努力は決して無駄にはなりません。中学校で成果が出なくても、高校で出てきます。高校で成果が出なくても、社会に出て必ず成果が出てきます。最後にイチロー選手の小学校時代の作文を読みます。
「・・・小学校に入ってから1年365日のうち、360日は練習してきてから、僕は必ずプロ野球の選手になれる。」と。
○印象に残るある生徒の話。誰から練習に誘われても相手をする卓球部の女生徒。ある時、私につぶやきを「・・・本心を言うと、苦手な子もいます。できれば相手になりたくないと思うこともある。でもそんな苦手な子とも練習相手になっています。苦手な部分は一部分。人間は誰でもいいところもいっぱい持っていると思うから。」と。相手や自分を「こんな人間」と決めつけないで、4月からの新しい自分、なりたい自分にチャレンジしてください!今までの自分は一部分。自分を広げていきましょう。
○新しい学校の校長先生の話。靴の海外担当のセールスマンの二人。一人は「社長、最悪です。この国の人々はみんな裸足で歩いています!」もう一人は「社長、最高です!この国の人たちは、みんな裸足であるいています!」どちらがいい仕事ができるかは分かりますね。一つの事実や現象は、それを受け取る人によって正反対になることもあります。いい方に物事をとらえる心や見方を自分で育てていきましょう。私も新しい職場で、そのような見方でがんばっていきます。部活がんばってください。西尾張チャンピオン、県大会優勝、そして全国を目指しなさい!
○古知野中学校に着任したとき、生徒から質問を受けました。古中生の印象は?私は「素直で礼儀正しく、元気にあいさつのできる古中生」と答えました。3年生の皆さん、最高の笑顔で卒業式を迎えられるようがんばってください。
○笑顔と真剣なまなざしが印象に残りました。話を聞く姿勢、体育館入退場の素晴らしさにも感動しました。
○皆さんからパワーをもらいました。ありがとうございました。
たくさんの励ましのことばをいただきました。古知野中学校で勤務され、本年度異動、退職なさった全ての皆さんのご多幸を祈ります。ありがとうございました。