学校日記

2025.7.25 明日は「ひまわりコンサート」

公開日
2025/07/25
更新日
2025/07/25

校長室より

明日は、本校の箏曲部が行う「ひまわりコンサート」の日です。

会場は、すいとぴあ江南、時間は、14時から1時間のプログラムとなっています。


本校箏曲部は、1982年に創部され、以来、今年度で44年目となる、伝統のある全国的にも数少ない、珍しい部活動です。


ここで、そんな琴にまつわる知識を紹介したいと思います。



ルーツは、中国。日本には、奈良時代(8世紀頃)に遣唐使らによって伝わったとされます。

平安時代には、貴族がたしなむ楽器として普及し、特に、女性の教養の一つともされました。

江戸時代に、盲目の音楽家・八橋検校(やつはしけんぎょう)が、それまでの雅楽的な演奏スタイルを庶民向けに広めたことで、現在の「箏曲(そうきょく)」の基礎が築かれました。

通常、13本の絃を持ち、それぞれに「柱(じ/ことじ)」と呼ばれる可動式の駒を立てて音程を調整します。

長さは約180cmと長く、爪を指にはめて弾きます。

実は「琴」は総称的な言い方で、正確には「箏(そう)」が正しい名称です。

箏曲には「数字譜(すうじふ)」という独自の楽譜があります。絃の番号を漢数字(一、二、三…)で書くスタイルです。

海外では「Japanese harp」と紹介されることが多く、その美しい音色は海外の人にも人気です。



いかがでしょうか。

そんな箏曲部は、年2回、すいとぴあ江南で演奏会を行います。明日の「ひまわりコンサート」と、「すいとぴあ江南ひな祭り」(2月)です。

友達が演奏している、興味がある…等、そんな人は、ぜひすいとぴあ江南に、明日、足を運んではいかがでしょうか^^