学校日記

朗読劇「その日はいつか」公演

公開日
2009/06/05
更新日
2009/06/05

学校生活

 5日(金)午後に全校生徒が体育館に集まり、江南市朗読の会「ゆうすげ」の皆さんによる朗読劇「その日はいつか」(構成、演出 舟木 淳)の公演を開催しました。
 1945年8月6日午前8時15分、ヒロシマ、同8月9日午前11時2分、ナガサキ。二つの原子爆弾が落とされました。その悲惨な事実に基づく朗読劇でした。

 お母さんの白い骨の粉は、口にするとさみしい味がしました。
 無傷であったお父さんの体にやがて斑点が広がっていきました。
 そして、9月1日お父さんも死んでしまいました。
 1ヶ月もたたないうちに、私はひとりぼっちになってしまいました。

 運動場一面に人間が敷きつめられていました。
 やがて死体が焼かれていきました。
 お母さんもみるみるうちに骨となって
 オキの間からポロポロと落ちていきました。
   (オキ→薪が燃えて炭のようになったもの、又は赤くおこった炭火)

 原爆に関する子供達の日記等を朗読に入れながら、朗読劇は進んでいきました。
 映像と効果音を極力少なくして、言葉の力を大切にした演出による公演でした。

 なお生徒会役員6名の生徒が朗読に参加し、会を盛り上げてくれました。