学校日記

2024.7.19 第1学期終業式式辞

公開日
2024/07/19
更新日
2024/07/19

校長室より

今日の終業式は、暑さが厳しいので、オンラインで実施をしました。朝礼のように、プレゼンテーションのデータを送信しながら、式辞を伝えました。内容は以下の通りです。



先日、入学式を迎え、1学期の始業式を迎えたかと思ったら、もう、1学期の終業式となりました。時間の早さを改めて感じるところです。
そんな1学期でしたが、多くの古中生が、充実した1学期を過ごし、それぞれに成長してきたことと思います。

さて、4月の着任式から、校長先生から皆さんへ、様々な言葉を伝えてきました。皆さん、どれくらい覚えていますか?また、どれくらい意識をすることができていますか?ここで振り返って見ましょう…。


●着任式には、人が一生で出会う人の数を示し、皆さんとの出会いは奇跡で貴重であることを伝え、出会いを大切にしましょうと話しました。
●入学式では、福山雅治さんの曲「ひとみ」の歌詞を紹介し、「名もなき努力」のおかげで日常を過ごせていることを確認しました。
●始業式では、3つのキーワード「利他共生」「24時間をデザインする」「凡事徹底」を意識して、校訓を体現し、ワンランク上の古中生をめざしましょう、と伝えました。
●5月の朝礼では、10代のメディアの利用時間を紹介し、年間に換算すると、5教科の授業時間の3倍であることから、24時間をデザインすることの大切さを伝えました。
●これは、3年生対象の会だったので、後からホームページで紹介しましたが、6月の高校教師の話を聞く会では、「自ら考えて動く『考動力』が大切」ということを話しました。
●月の朝礼では、話の聞き方として、「ポジティブリスニング」などを紹介し、話し手も聞6き手もwin-winとなること、こうした聴き方は礼儀であることを伝えました。
●部活動決起集会では、フェアプレーの大切さを説き、「『強いチーム』より『良いチーム』」であってほしいと伝えました。



これらの話は、どれも、皆さんにとって、社会に出てからプラスになる話ばかりです。早速、意識しながら日々を過ごすことができている人は、徐々に、その人の「型」となり、自然に行動できるようになりつつあると思います。

さて、今年の夏休みは、明日から、9月1日まで「44日間」あります。1年間の8分の1に該当する長さです。この期間をどう過ごすかが、大切になってくるでしょう。

「微差、僅差の積み重ねが大差となる」という言葉があります。「小さなことの積み重ねが、結果的に大きな差となる」という意味です。コツコツ取り組む、意識を少しずつ変えていく。その差は大きくなりそうです。

さあ、、みなさん、校長先生の話を「意識するか、しないか」「やるか、やらないか」で成長の度合いが変わってくると思います。しかし、どう過ごすかは、皆さん次第です。「ちょっとがんばろうかな」という気持ちを大切にし、心身の健康に気をつけ、ぜひ、成長できる充実した夏休みになることを期待しています。