2024.7.23 どういう人になるかは決めることができる
- 公開日
- 2024/07/23
- 更新日
- 2024/07/23
校長室より
熊本県立大津(おおづ)高校という学校があります。名前を聞いて、ピンと来た人は、高校サッカーが大好きだったり、Jリーガーの出身校をよく知っている人だったりすることでしょう。
それくらい、高校サッカー界の名門校ですが、1993年から大津高校サッカー部を長年に渡って指導し、公立高校でありながら、インターハイに18回導き、50名近いJリーガーを輩出してきた、現宇城市教育長の平岡和徳先生という方がいます。
その平岡教育長の著書「年中夢求」(内外出版社)には、数々の印象的なフレーズがあるのですが、その中から、以下を引用・掲載いたします。
東京パラリンピックを目指す青年が、こんなことを言っていました。「私たちは、どういう体で生まれてくるか決められません。しかし、どういう人になるかは決めることができる。私はメダルを目指して努力する人間でありたい」と。この夢の実現に向けた毎日のチャレンジは間違いなく「生きる力」を進化させていきます。それとは逆に、夢を持てず、何事にも章句的でチャレンジしなくなったら、人間はどんどん弱化していきます。
と。「どういう人になるかは決めることができる」というフレーズは、読んだ瞬間に胸に刺さりました。
何をするにも、自分の意思や行動次第で、何とかなるものです。
終業式の結びに話した「やるかやらないか」は、まさにこのことで、「やれば」間違いなく、成長していくことでしょう。
さあ、夏休み。古中生は、どんな人になろうと思っていますか。そのために、何をしますか。