学校日記

2024.9.4 防災の日献立

公開日
2024/09/04
更新日
2024/09/04

校長室より

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昨日の給食の献立は、「ご飯、牛乳、炊き出し味噌汁、防災用イワシの生姜煮、フルーツポンチ、型抜きチーズ」という「防災の日献立」でした。これは、9月1日が、「防災の日」だったので、その日にちなんだものです。

「何が、防災の日献立?」と思われる人もいるかもしれません。実物は、写真のような給食です。
以下に、そのポイントをお伝えしたいと思います。

「炊き出し味噌汁」は、災害時によく振舞われる「汁物」であることから、イメージがつきやすいかと思います。

「イワシの生姜煮」は、よく見ると、パックされた個包装のものが配布されています。通常であれば、「1匹ずつ、皿に盛り付ける」形であるところですが、常温のものを個包装にし、ビニルからそのままいただく形になっているのです。避難所では皿が十分にないことも考えられるため、袋からそのままいただくことを想定したものです。

「フルーツポンチ」は、災害時には缶詰での提供が想像されます。通常の給食であれば、フルーツポンチが並ぶときは、器につけ、先割れスプーンでいただくのですが、今回は、平皿に盛り付け、「箸でいただく」形をとっています。これも、「シェアする」「器がない」「スプーンがない」ことを想定したものです。

「なるほどぉ」です。給食センターさん、よく考えられたと思いました。
もし大きな災害が発生し、避難所が開設され、そこに何日間か避難することになれば、多少の不便は覚悟しなければなりません。昨日の献立は、そんな疑似体験ができる形になっていたのです。

古中生には、毎日、当たり前に給食がいただけること、家庭で食事ができることに感謝の気持ちをもってもらえるといいなと思いました^^