2024.10.8 タッチタイピング
- 公開日
- 2024/10/08
- 更新日
- 2024/10/08
校長室より
生徒に1人1台のタブレットPCが配付され、生徒のタイピングスキルは、一昔前と比べて、随分と高まっているように思います。中には「ほー」と感心するような生徒もいたりして、聞くと「プログラミングを学んでます」と。どうりで「超速」なはずです。
そんな中、不慣れが故に、なかなか時間がかかってしまったり、入力したかった内容を時間内にタイプすることができなくて困ったりする、という生徒もいるようです。
ここでは、キーボードに目を落とさずに、モニターに目を向けたまま10本の指を使い、正確に文字を入力するテクニックの「タッチタイピング」(「ブラインドタッチ」とも言う)のメリットについて紹介したいと思います。
★入力速度が速い:10本の指をキーボードに添え、最小限の指の動きでタイプすることで、入力スピードは格段に上がります。結果、同じ時間で、多くの作業をすることができます。
★入力ミスにすぐ気づく:モニターを見ながらタイプすることで、その場で、タイプミスに気づけ、修正ができます。モニターを見ずにキーボードを見続けていると、タイプミスに気づかず、そのまま続けて、後から「えー」となることも…。修正を繰り返すのは非効率な作業になってしまいます。
★疲労を最小限にする:入力作業は、目、首、肩、腕など、体に対する疲労がたまりがちですが、指をキーボードの正しい位置に添える「ホームポジション」による入力は、体への疲労を最小限にしてくれます。
授業中の入力の様子を見ていると、数本の限られた指でタイプしている生徒がいます。私たち大人はよく分かると思いますが、ホームポジションでない指使いのタイプに慣れてしまうと、なかなか修正することが難しくなります。
古中生には、若いうちに、ホームポジションによるタッチタイピングを身につけてほしいと思います。そのために、なかなか入力しづらいかもしれませんが、根気よく、ホームポジションでタイプすることをおすすめします。
コツは2つ。「コツコツ」ですヨ^^
(写真は、1年生のタッチタイピングをしている生徒のタイピングです。早すぎで、指にピントが合っていません^^;)