2024.10.31 食品ロス削減の日
- 公開日
- 2024/10/31
- 更新日
- 2024/10/31
校長室より
昨日、10月30日は「食品ロス削減の日」。これは、日本の食品ロスの現状を危惧した政府が、令和元年5月31日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称:食品ロス削減推進法)を公布し、この年の10月1日から施行されたことから、法律が施行された10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められた経緯がります。歴史的には、比較的新しい設定日です。
本来食べられるのに捨てられる食品である「食品ロス」の量は、令和4年度の推計値によると、年間「472万トン」(!)。これは1日一人あたり「おにぎり1個分(約103g)」を捨てていることと同じ量だということは、よく聞く話で、ご存知の人も多いと思います。
この日の給食の献立は「ご飯、牛乳、ひじき入り厚焼き玉子、種ごとピーマンの炒め物、皮ごと野菜の味噌汁」でした。
ちょうど昨日、職場体験学習の訪問で、南部学校給食センターにお邪魔すると、いらっしゃった栄養教諭に、この日の献立について話を聴く機会がありました。
この献立は、食材を無駄なく使うことを意識しているとのことで、「卵焼き」は、前日のおかずのひじきの煮物が残った「想定」で、ひじき、タケノコ、しいたけ、にんじんが入っており、「ピーマンの炒め物」には、一般的に捨てがちな「種」を入れ、「味噌汁」に入れる大根は「皮ごと」使用し、ロスを減らしているとのこと。
「なるほどー」と思いました。考えられた献立です。
今月は、ホームページ「校長室より」でも、「2024.10.16 世界食糧デー」「2024.10.24 第77回新聞週間記念の集い」の記事で、食の大切さ、ありがたさについて、話題にしています。
昨日のような日に限らず、今後も、食品ロス(過剰除去)を出さないよう、給食や家庭の食事で心がけたいものですね^^