学校日記

2025.7.21 「海の日」によせて

公開日
2025/07/21
更新日
2025/07/20

校長室より

今日は、祝日「海の日」です。

この「海の日」は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としているものですが、日本のように海に囲まれた国はいくつかあるものの、世界の中で「海の日」を祝日としている国は日本だけです。


そんな海に囲まれた国土に住む私たちは、魚や貝、海藻など、海からたくさんの恵みを受けています。しかし今、その海が大きな問題をかかえています。

「海洋プラスチックごみ」があふれた海は、使い終わったペットボトルやビニール袋が海に流れこみ、海の生き物が飲みこんだり、命を落としたりしています。また、地球温暖化で海の温度が上がり、サンゴが死んだり、魚のすみかが変わったりもしています。


こうした問題は、私たちの行動と無関係ではありません。海の恵みをこれからも受け続けるために、プラスチックの使用を減らすなどし、環境にやさしい選択をしたり、温暖化を防ぐために省エネを意識したりすることが大切だと考えます。


古中生には、「海の日」にあたり、きれいな海を未来に残すために、自分にできることを考える日にできるといいですね^^