おとなになれなかった弟たちに・・・
- 公開日
- 2009/11/19
- 更新日
- 2009/11/19
第1学年
1年生では、国語の授業で米倉斉加年著「おとなになれなかった弟たちに・・・」を学習しています。そして「手紙を書こう」の授業と関連させて、読後感想を手紙形式で作者に送る取組みを行いました。
作者の実体験に基づくこの短い物語は、戦争中、栄養失調で死んでしまった小さな弟のことを絵本に表したものです。
抑制のきいた分かりやすい文で書かれています。ですから、一層悲しみが伝わってきますし、食べるものがあること、いのちがあることのありがたさが実感できます。
生徒の感想は、直接、米倉さんに届きました。
そして過日、その米倉さんから直筆の手紙が送られてきました。古知野中学校1年生の皆さんへと書かれた手紙には、「あなたたちの手紙で励まされ、多くのことを教わりました。」とも書かれていました。
保護者の皆様、1年国語教科書84P〜92Pに、この物語が載っています。一度読んでみてください。親子で読後感想を話し合ってみてはいかがでしょうか。