2024.11.8 いい歯の日
- 公開日
- 2024/11/08
- 更新日
- 2024/11/08
校長室より
今日は、「いい歯の日」。日本歯科医師会が、1993年(平成5年)に、11月8日を「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせでPR重点日として設定したものです。
ところで、現在の中学生の「むし歯」は、どのような状況なのでしょうか。令和4年度の「学校保健統計調査」の結果によると、むし歯がある中学生は「28.24%」となっています。ちなみに、この28.24%という数値は、年々減少傾向にある数値で、R3「30.38%」、R2「32.16%」と具合に変化しています。
過去最大の値が、昭和54年(1979年)の「94.52%」(!)というのですから、当時のむし歯がある中学生の値の多さに驚きます。
ではなぜ、現在は、ここまで少なくなったのでしょうか。昔に比べ、健康志向の高まりから歯磨きの習慣が当たり前になり、歯磨き粉も予防しやすいフッ化物が配合されているものが増えていることや、メンテナンスのために定期的に歯科に通う子供も増えていることなどが挙げられます。いいことですね。
しかし、油断は大敵です。高校生になると、その率が「38.30%」に上がります。夜遅くまで勉強しながら間食を取ることなどが要因の一つにも挙げらているようですが、年齢が上がると共に、生活習慣が崩れ、むし歯が増加していく傾向にあるようです。
「いい歯の日」に合わせて、情報番組などでは、正しい歯磨きの仕方などが特集されていたりもします。この機会に、歯磨きの仕方や、生活習慣について、改めて振り返り、「むし歯予防」について、意識を高めてはいかがでしょうか^^