学校日記

2024.11.25 夢・出会い・感謝

公開日
2024/11/25
更新日
2024/11/25

校長室より

  • 3445939.jpg

https://konan.schoolweb.ne.jp/2320016/blog_img/208292024?tm=20250203120257

先週土曜日には、車いすバスケットボール男子日本代表ヘッドコーチの京谷和幸さんの講演を聴きにいきました。

演題は「夢・出会い・感謝 〜あきらめない心、元Jリーガーどん底からの挑戦〜」。

京谷さんが今日に至るまでは、次の通りです。



▼1991年に現サッカーJ2の「ジェフユナイテッド市原・千葉」とプロ契約し、公式戦に出場するも、1993年に、脊髄損傷による下半身不随となる交通事故に遭遇。
▼その後、車いすバスケットボールに出会い、2000年のシドニー、2004年のアテネ、2008年の北京(主将)、2012年のロンドンと、4大会連続でパラリンピックに日本代表として出場。
▼現役引退後は、2015年に車いすバスケ男子日本代表のアシスタントコーチに就任、2020年にヘッドコーチに就任すると、東京パラリンピックで銀メダルを獲得。


困難に負けず、今なお、第一線で活躍されている方です。

そんな方の言葉は、説得力がありました。以下に、主な言葉を紹介します(文責・水谷)


◆これまで、夢を口にしてきた。高校の頃、将来は「プロサッカー選手になる」と言って、Jリーガーになった。言った以上、やらなきゃいけない。有言実行できなくても、有言行動はしなきゃと思った。

◆トントン拍子に見えるかもしれないが、成功が1としたら、失敗が20はある。でも夢をもつことで頑張れた。

◆「失敗したらどうしよう」は気にしなくていい。失敗は、自分にとってプラスになる。「こういう失敗をしなければよい」という学びになる。失敗は「成長」のもと。

◆様々な出会いは、夢に向かう自分を後押しし、軌道修正、気づき、学びを与えてくれる。出会いはチャンス。

◆感謝の気持ちをもつ。相手の顔を見て120%で「ありがとうございます」と言えば、相手は笑顔になる。その人との出会いが、新たな出会いを運んでくれる。

◆夢をもつと、色々な刺激を得られる。年齢、性別に関係なく、夢をもってほしい。



講演の最後の質疑応答の時間に、ある人から「中学生にメッセージを」と問われると「失敗を恐れないでほしい。失敗してもいいからやってほしい。親はその失敗をとがめないこと。失敗したということはチャレンジしたということ。」
と言われました。その通りだと、思いました。

くしくも、先週の朝礼では、私も「夢をしっかりもつこと」と伝えました。改めて、夢をもつことの大切さが確認できた講演は、「自分も頑張らねば」と思わされる、学びの多い講演でした^^