2024.12.17 映画「小学校 〜それは小さな社会〜」
- 公開日
- 2024/12/17
- 更新日
- 2024/12/17
校長室より
先週末に、映画「小学校 〜それは小さな社会〜」を観てきました。
どうして日本人は、協調性があり、秩序立て行動できるのか、という疑問に対して、答えが浮かび上がってくるような映画です。
「お客さん」を観ると、なんとなく、先生っぽい方が多かったように思ったのは、気のせいでしょうか…^^
監督が「なぜ、この映画を撮ろうと思ったのか」、その理由が、以下のように公式HPに書かれています。
イギリス人の父と日本人の母を持つ山崎エマ監督は、大阪の公立小学校を卒業後、中高はインターナショナル・スクールに通い、アメリカの大学へ進学した。ニューヨークに暮らしながら彼女は、自身の“強み”はすべて、公立小学校時代に学んだ“責任感”や“勤勉さ”などに由来していることに気づく。
「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているのではないか」との思いを強めた彼女は、日本社会の未来を考える上でも、公立小学校を舞台に映画を撮りたいと思った。
映画は、1年生と6年生の何人かにフォーカスしながら、フィルムが回っていきますが、観ていると、2014年〜2017年に校長を務めていた、古知野北小学校で感じていた「小学生の『あなどれなさ』」が思い出されてきました。当時、「小学生って、すごい」と思う場面が数多くあったのですが、映画を観ると「やっぱり、小学生って、すごい」と思えたのです。
映画は、世界でも反響を得ているようで、日本の教育に携わる者としては、少し嬉しく思いました。
今、「先生の働き方」が色々叫ばれていますが、こうした誇れる教育をしている日本です。教員という仕事は、魅力がありますよ。古中生の皆さんの中に、教師の道を前向きに考えてくれる人が1人でも増えることを期待しています^^
■映画『小学校 〜それは小さな 社会 〜 』公式サイト