2024.12.21 冬至
- 公開日
- 2024/12/21
- 更新日
- 2024/12/21
校長室より
今日は、二十四節気の「冬至(とうじ)」です。
今日は、北半球において、太陽の位置が1年の中で最も低くなる日です。日照時間が最も短くなり、夜が最も長くなります。
したがって、「冬至」という名称は「日短きこと至る(きわまる)」というところからきています。
さて、この「冬至」、この日を「日の出が最も遅くて、日の入りが最も早い」と思っている人もいるかもしれませんが、実はちょっと異なります。
日の入りが早くなるピーク(12月上旬)が、日の出が遅くなるピーク(1月上旬)よりも先なのです。つまり、冬至の日には「日の出はもう少し遅くなるけれど、夕方は徐々に明るくなり始めた」という時期で、そのズレの兼ね合いによって昼間の時間が最も短くなるのが、「冬至」の日なのです。
ちなみに、名古屋の「日の出入り」の時間は以下のようになっています。
【日の出が最も遅い時間・期間】
・1月1日〜1月13日 7:01
【日の入りが最も早い時間・期間】
・12月1日〜12月9日 16:40
【冬至(21日)の日の出・日の入りの時間】
・日の出 6:57 日の入り 16:44
しかし、全国は意外と東西南北に長く、同じ冬至でも、「北海道・根室」と、「沖縄・那覇」では、以下のように差があるのですから驚きです。
2024年12月21日
・北海道(根室):日の出 6:47 日の入り 15:45
・愛知(名古屋):日の出 6:57 日の入り 16:44
・沖縄(那覇) :日の出 7:12 日の入り 17:42
日の出は時間に対し、日の入りに大きな差があるのが特徴的です。中でも北海道の日の入りが「15:45」というのは、衝撃的です(!)。根室市のとある中学校の日課表を見たら、6限が終わった後の清掃終了時刻が「15:35」となっており、本校とほぼ変わりませんでした。ということは、下校途中に日が暮れてしまう計算になるのですね。
しかし、大事なのは、「1日24時間」は変わりないことから、「その時間をどう使うか」でしょう。太陽が出ている時間に限らず、沈んでからの時間も有効に使いたいところですね^^