2024.12.26 大名古屋らくご祭2024
- 公開日
- 2024/12/26
- 更新日
- 2025/01/06
校長室より
先週末には、岡谷鋼機名古屋公会堂で行われた、見出しの「大名古屋らくご祭2024」に行ってきました。
この「らくご祭」は、19日(木)〜22日(日)の4日間に渡り、ホールや噺家を替えながら、計9公演が行われるもので、出演者は30名(!)。
私は、そのうち、若手が出演する会を鑑賞。年末の笑い納めができました^^
出演者と演目は次の通り
・三遊亭げん馬 「弥次郎」(開口一番)
・春風亭柳枝 「湯屋番」
・一龍斎貞鏡 「赤穂義士外伝忠僕直助」
・立川吉笑 「一人相撲」
・柳亭小痴楽 「猫の災難」
個人的には、涙を流して笑うほど、めちゃくちゃウケたのが、立川吉笑の「一人相撲」。他の落語家が「古典落語」であるのに対し、吉笑の「一人相撲」は、独自に編み出した「オリジナル落語」。2022年に「NHK新人落語大賞」で満点50点で優勝を果たしていますが、そのときもオリジナル落語での優勝。その独創的なストーリーのおもしろさに「まだ真打ちではなく、二つ目?」と驚かされました。
すると、その後に演じた小痴楽が、「吉笑は、『二つ目二つ目詐欺』だ。『真打ちじゃないんですよー』とか言いながら、めちゃくちゃウケてやがる。しかし、6月に真打ちになるから、それも使えなくなるんだけどね」と茶化していましたが、真打ちが認めるほどの実力者だと見受けました。
また、一龍斎貞鏡の講談も、切れ味鋭い語り口で、名古屋のファンから提供されたという「釈台」は、「張り扇」との相性がバッチリで、楽しく聴くことができました。機会があれば、独演会にも行きたくなりました。
週刊少年ジャンプで連載されている「あかね噺」が大ヒットをしているせいか、小中学生の姿も何人か見かけました。古中生の皆さんも、機会があれば、落語にふれてはいかが?^^