学校日記

2025.2.17 令和6年度学校保健統計調査結果

公開日
2025/02/17
更新日
2025/02/17

校長室より

  • 250217 歯ブラシ眼鏡.jpg

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先週12日(水)に、文部科学省が、令和6年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)確定値を公表しました。


興味深い傾向があるのは、ネガティブな傾向にある「裸眼視力1.0未満の者の割合」と、ポジティブな傾向にある「むし歯(う歯)の者の割合」の2項目です。


「裸眼視力1.0未満の者の割合」は、過去最大の値ではないもの、確実にその数は増えつつあり、中学生は、昭和54年(1979年)には、「35.19%」と、約3人に1人だった値が、令和6年(2024年)には、「60.61%」と、約3人に2人に迫ろうとしています。

このことに対し、危機感をもつ文部科学省は、「子供の目を守るための啓発資料」として、「お願い1 できるだけ外で遊ぼう」「お願い2 長い時間、近くを見続けないでね(明るい部屋で、近くで見ない、時々休憩)」というものを作成しています。


逆に、「むし歯(う歯)の者の割合」は、今回の調査で、これまでの過去最少の値をさらに更新し、中学生は、昭和45年(1970年)には、「95.40%」だった値が、令和6年には「26.50%」と、確実に減少しています。いい傾向です。むしろ、昭和45年の、ほぼ全員がむし歯をもっていた、というのがどうかと思わなくはないですが…^^;


古中生も、テレビやスマホ、ゲームなど、ディスプレイに触れている時間が全国平均より長い傾向にあることから、裸眼視力は、よくないと思われます。一度悪くなると、回復しづらいのが視力です。日頃から、ケアをしっかりとしたいものですね^^