学校日記

2025.2.21 令和7年度から定期テストの形を変更します

公開日
2025/02/21
更新日
2025/02/20

校長室より

  • page3-vert2.jpg

https://konan.schoolweb.ne.jp/2320016/blog_img/231703102?tm=20250220120020

一昨日の1・2年生を対象にした集会では、昨日お伝えした「次年度の日課が変わる」ことに続き、定期テストの形が変わることについても、校長から伝えました。内容は以下の通りです。


2点目は、「定期テストの形も変更します」ということです。


大きな変更点は、次の通りです。

 1 国社数理英の5教科と、その他4教科と、実施日を分けます。

 2 4教科は、LTの時間帯を使い、1日1教科ずつ計画的に実施します。

 3 5教科は、日課と同じ45分、4教科は、25分前後になる予定です。


変更理由は、次の通りです。

1 5教科と4教科を分けて実施

2 4教科はLT時に計画的に実施

この2点についてですが、愛知県の公立高校入試と同様にするためです。高校入試は、5教科を1日日程で行います。

 また、4教科を5教科の実施に先立ち、その前の木曜、月曜をさかのぼって、計画的に実施していきます。

 これまで以上に、計画的に学習をする必要があることと、これまでのテスト週間はテスト1週間前という考え方は、改める必要があると思います。


3 5教科は45分、4教科は約25分

 同じように、公立高校入試は、1教科45分で実施しているので、同じ時間帯にします。

 4教科は、教科によっては、時間が長かったこともあるので、短くし、教科ごとに設定します。4教科は、時間が短くなる分、点数も100点ではなくなるかもしれません。ちなみに、公立高校入試は1教科「22点満点」です。そうした考え方も改めていく必要があるかもしれません。


 日課の変更や、テストの形の変更に伴い、大切なことは次のようなことだと思います。

 4月から言ってきた「24時間をデザインする」ということ。24時間という時間は有限ですが、使い方は無限です。ぜひ、有効に時間を使ってほしいと思います。

 そして、「セルフコントロール力」を身につけるということ。優先順位は何か、どんな行動をする必要があるのか、考えて行動してほしいと思います。


 ぜひ、見通しをもった生活をしてください。

 そして、競い相手は「自身」と、「古中以外の人」です。

 テスト結果が出たときに、友達と比べて、「10点勝った」などという小さな世界で競っていてはいけません。なぜなら、高校入試なら、県内の全中学生と競わねばならないし、県外の高校入試なら、全国の中学生と競わなければなりません。

 何よりも、これまでの自分を超えるような努力をしなければなりません。

 競う相手は、「自身」と「古中以外の人」です。


 日課は、卒業式が終わった、次の週から試行として実施していきます。

 この機会に、さらに互いに高め合っていきましょう。


 以上で、話を終わります。


最後に「質問がある人はいますか?」と投げかけましたが、ありませんでした。

話していると、驚いたり、微笑んだり、うなずきながら聞いてくれていたので、多くの古中生が理解をしてくれたものだと思います。

昨日、「『校長先生の話は分かりやすかった』と生徒が言っていましたよ」と、ある担任から聞くことができました。そうであれば、ヨカッタと思います。

古中生の様々な力を総合的に伸ばすための改善です。保護者の皆様におかれましても、理解いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。