2025.4.11 4月10日は「教科書の日」
- 公開日
- 2025/04/11
- 更新日
- 2025/04/10
校長室より
昨日に話題にするとよかったのですが、昨日は「始業式式辞」を掲載したので、本日、触れたいと思います…。
新しい年度が始まると、真新しい教科書が手に入ります。そんなタイミングの昨日「4月10日」は、「良(4)い図(十)書」の語呂合わせもあり、「教科書の日」となっています。
教科書の裏表紙を見ると、写真のように「税金によって、無償で支給されています」の文字があります。
昭和37年に法律が制定され、昭和38年度に、小学校第1学年について実施されると、以後、学年進行方式によって毎年拡大され、昭和44年度に小・中学校の全学年に無償給与が完成し、現在に至っています。それまでは、お金を払って購入していたのです。
しかし、教科書を作成するには、用紙代や印刷・製本代など、実際にはお金がかかるものであり、「タダ」で作っていては、印刷会社や教科書会社は成り立っていけません。よって、政府がその費用を支払うのですが、令和7年度の政府予算には、「義務教育教科書購入費等」として、「約470億円」(!)が計上されています。
ちなみに、古知野中学校1年生が購入する、一人あたりの教科書価格は「9,037円」(副教材等を除く)となります。本校の生徒は889名ですから、仮に約9,000円で、900人分を計上すると、本校だけでも「8,100,000円」になります(!)。そりゃあ、全国で470億円にはなりますね^^; そんな額が、全て税金でまかなわれているのです。
写真の文中にもあるように、「これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ」と書かれています。
期待されている皆さん、そんな教科書を手にしたら、大切に扱い、がんばって学習しなければなりませんね^^
以下のサイトでは、教科書について様々な情報を得ることができます↓