176 昭和は…
- 公開日
- 2025/04/29
- 更新日
- 2025/04/29
心に刻みたい言葉
その昔、「降る雪や 明治は遠くなりにけり」という、俳人・中村草田男が詠んだ句があります。
明治が「45年(1912年)」で終わると、約20年後の「昭和6年(1931年)」に詠まれた句です。
今日は「昭和の日」。昭和元年から数え、2025年は、「昭和100年」にあたります。
昭和は、「64年(1989年)」までであることから、約35年が経っています。
かつての句が、明治、大正、昭和と元号が変わったタイミングで詠まれたことを考えると、
昭和、平成、令和と、同様に昭和から二つ目の元号となっているこのタイミングは、
まさに、「遠くになりにけり」ですね。
※本日の言葉は、平成から令和にかけて、多くの人が語ったり、書籍等で用いたりしており、作者は特定されるものではありません。