2025.5.15 てるてる坊主
- 公開日
- 2025/05/15
- 更新日
- 2025/05/15
校長室より
明日16日(金)から18日(日)まで、2年生が、2泊3日の自然教室を実施します。
気になる天気予報を調べると、この時期にしては珍しく、天気がよくない日が続きそうです。
15日朝の時点で、施設がある、福井県小浜市の天気予報を見てみると、
・16日(金) 曇り 降水確率40% 最高気温27度
・17日(土) 雨のち曇り 降水確率70% 最高気温27度
・18日(日) 曇りのち雨 降水確率60% 最高気温23度
という感じです。しかも、16日(金)、17日(土)の両日は風も強そうです。曇っていても、予定の活動ができるかどうか心配されるところです。
そんな状況であることから、2年生の下駄箱には、青い「てるてる坊主」が掲げられています。
この「てるてる坊主」、以下のような歴史や意味をもっているのは、ご存じでしょうか…。
・中国に、「掃晴娘(サオチンニャン)」と呼ばれる、「晴れを願う女の子」の形をした紙の人形を掲げる風習があります。ほうきを持っていて、空の悪い雲を掃き清めて晴れにしてくれると信じられていることから、その風習が日本に伝わったと言われています。
・江戸時代の書物には既に登場しており、その頃には庶民に広がっていたと考えられます。昔は、「照る照る法師」と呼ばれていたようです。
・逆さまにつるすと、「雨乞い」(雨が降ってほしいと願うこと)のおまじないになります。
ちなみに、てるてる坊主の顔は、「願いが叶って晴れたら描く」という風習がある地域が多いようです。すでに、描いてありますが、これは、「晴れる前提」なのかもしれませんね。
皆さんの、強い願いが、お天道様に伝わり、少しでも天気がよくなることを願っています。
それでは、2年生の皆さん、素敵な2泊3日の自然教室にしてくださいね^^