先週末に、映画「おばあちゃんと僕の約束」を観てきました。

2024年４月にタイで公開されると、号泣する観客が続出し、ＳＮＳで大反響となった作品です。実際、涙なしでは観られませんでした。

公式ホームページに掲載された、あらすじは以下の通りです。

大学を中退してゲーム実況者を目指す青年エム。従妹のムイが、祖父を介護したことで豪邸を相続したと聞き、自分も楽をして暮らしたいと画策。エムには一人暮らしの祖母・メンジュがおり、ステージ4のガンに侵されていることが判明。不謹慎にもエムはメンジュに近づき、彼女から信頼され相続を得ようとする。しかし、メンジュの慎ましくも懸命に生きる姿に触れる中で彼の考えは変わっていく。

家族の形や家族に対する思いは、核家族化が進むとともに、物質的にも満たされる現在となり、時代とともに、少しずつ変わりつつあるのは否めないところです。しかし、この映画は、そんな変化に一石投じてくれるような物語です。

仏教をルーツとする、日本と同じアジアの国の物語であり、物事に対する価値観などは、日本に通じるところもたくさんあります。ハリウッドの娯楽映画や、日本のアニメーション映画も、もちろん楽しめますが、ときにはこうした映画を観て、心を浄化するのもよいかもしれませんね。

お勧めしておきながら、近隣では、名古屋市内で２館、岐阜市内で１館の上映となっていることから、気軽に見に行けないのが残念なところです。

「遠くの劇場まで行けないわ…」と思いつつも、興味がある人は、サブスク等で解禁になったら、ぜひ観るといいですよ＾＾

■映画「おばあちゃんと僕の約束」