2025.7.4 藤の「返り咲き」
- 公開日
- 2025/07/04
- 更新日
- 2025/07/04
校長室より
間もなく「七夕」です。そして、藤の開花の季節は、一般的に5月上旬から5月中旬ですが、本校の中庭にある藤棚には、多くの花が咲いています(!)。
藤の花は、雨が降らず日照時間が長かったり、気温が高い日が続いたりすると、季節外れの開花をします。このように夏の開花を「不時開花」と言いますが、一般的には「返り咲き」「狂い咲き」「二度咲き」などと呼ばれています。
まさに、今年の梅雨は、雨量が少なく、早々に真夏の気温を示す日が続くなど、「返り咲き」の条件が整っていることから、花を咲かせているのでしょう。
昨年度も、同様な条件となる猛暑が続いたことから、9月になっても花を咲かせていました。
植物にとって、花を咲かせ、結実し、次の春のために休眠し…という、落ち着いた日々を送れなくなっているのは、人間と同様で、随分と住みにくく(生きにくく)なっているように思います。
地球温暖化は、この先、どうなっていくのでしょうか。サスティナブルな地球であってほしいものです^^