土日祝日限定 雑学・豆知識シリーズ 44
- 公開日
- 2019/06/02
- 更新日
- 2019/06/02
土日の話題
【冷やし中華】
さっぱりとした風味で、夏になると食べたくなる「冷やし中華」,中華料理店の夏の定番メニューであり、「中華」と名がついているが、この冷しやし中華、中国に行っても食ベられない。この料理は日本生まれのメニューなのだ。
冷やし中華の歴史は、昭和12年、宮城県仙台市にはじまる。この年、中華料理店のオーナーたちは、夏場の売り上げ減をどうしたものかと、頭を抱えていた。そのとき、うまいアイデアを打ちだしたのが、仙台市中華組合の組合長。
組合長は、中華料理の冷たいサラダ「リャンバン」にヒントを得て、「リャンバン麺」なる冷たいラーメンを考案、組合長目身が経営する店で売り出した。これが.「令やし中華」の原型である。
ラーメン1杯が10銭だった時代に25銭もしたがリャンバン麺は売れに売れた。これが各地に広まり、やがて中華の定番メニューになった。