土日祝日限定 雑学・豆知識シリーズ 107
- 公開日
- 2019/12/28
- 更新日
- 2019/12/28
土日の話題
【明治時代にヒゲが流行したのはなぜ?】
明治天皇をはじめ、大久保利通、伊藤博文など、明治時代のオエラ方にはヒゲ紳士が目立ちます。江戸時代にはヒゲを生やす風習がありません。明治になり、政府要人が西洋人のマネをしてヒゲを伸ばすと、官史、役人、軍人、警官など特権階級でたちまち流行りました。これらのヒゲには、カイゼルヒゲ、どじょうヒゲ、なまずヒゲ等の呼び名があります。ヒゲはエリートの象徴となり、いつ、どこでも名士の扱いを受けました。それなら自分もと、あやかり組が続出。明治も終わり頃になると、一般の人も生やすようになったのです。