学校日記

土日祝日限定 雑学・豆知識シリーズ 118

公開日
2020/02/09
更新日
2020/02/09

土日の話題

  • 2352875.jpg
  • 2352876.png

https://konan.schoolweb.ne.jp/2310015/blog_img/60291932?tm=20250203120257

https://konan.schoolweb.ne.jp/2310015/blog_img/60300117?tm=20250203120257

【車や飛行機にと雷が落ちても心配無用】

 ボディーのほとんどが鉄でできている自動車には、雷が落ちる可能性がある。特に平野など、周囲に高い物体がない所で雷に出合ったら、落ちるのを覚悟したほうがよい。しかし、もし落雷しても、車内のドライバーは感電しない。自動車が鉄の容器になっているため、車体だけに電流が流れ内部には電場が生じない。この現象は電気遮蔽として説明される。雷の電流は車体表面を通って地面に抜けるだけで、車内を通ることはないのである。
 飛行機が雷雲に入った時にも、同じことがいえる。機体の避雷針をめざして雷が落ちても、電流は機体表面を流れるだけだ。事実、旅客機にもよく落ちるが、機体に小さな穴があくくらいで、乗客は落雷そのものに気づかないことが多い。同じ理由で、燃料に引火するなどということはまず考えられない。