福祉実践教室 4年生
- 公開日
- 2006/10/23
- 更新日
- 2006/10/20
保健室
「くるみの里」から来ていただいた講師の方の指導のもとに、実際に車椅子に乗って道路へ出ました。4,5人のグループを組んでみんなで力を合わせて段差を乗り越えたり、急なスロープを上ったり降りたりしました。どの子もはじめての体験で、緊張しながら行動していました。道路では、自転車がとめてあるところを避けて通るだけでも大変でした。なかなか端の方を通ることは難しく、気がつくと道路の真ん中を通っていることもありました。
「車椅子って大変なんだな」ということを実感する一方、いつも車椅子で生活してみえる方は、「パンクしたらどうするのかなあ」「段差があったらどうするのかな」などの疑問がわきました。どれもこれも周りの方の手助けが必要であることの気づくことができました。車椅子に乗っている方に出会ったら「何かお手伝いできることはありませんか」と声が掛けられる子どもたちになって欲しいものです。心の中に「車椅子」を持った子どもたちに育つことを期待しています。