【連載4−1】 言葉を大切にした学校づくり〜言葉が相手の心に届く時(前半)〜
- 公開日
- 2021/01/04
- 更新日
- 2021/01/04
校長メッセージ
校長メッセージ 【連載企画4】として、「言葉を大切にした学校づくり」についてお話したいと思います。はじめに、これに関わり、私事のエピソードを述べます。長文になりますので、2回に分けます。(古西だより8月号より再掲)
私が青年教師だったころ、担任する学級の子どもたちとぶつかってしまい、うまく学級を取り回せない現実に直面したことがありました。私が右を向けと言えば、学級の全員が左を向くという現状でした。朝、教室に向かおうとすると足がすくんで、トイレで吐いてから教室に向かうありさまでした。こんな状態が数か月続いたころ、見かねた私の父親が旅行に誘ってくれた時のエピソードです。
旅行中、父が、私に言いました。「子供のことで吐くほど思い悩むお前を、親として尊敬する。親が自分の子どものことを褒めないで、だれが褒める。」
(次回に続く)