【連載4−4】 言葉を大切にした学校づくり〜してほしいことを明確にして、ポジティブに伝える〜
- 公開日
- 2021/01/07
- 更新日
- 2021/01/07
校長メッセージ
一つ目は、『してほしい変換』と言って、「してほしい」ことを明確にして、ポジティブな表現で伝えることです。しばしば子どもたちに対して、「廊下は走らない」「授業中はおしゃべりしない」などと、「してほしくない」ことに「否定形」をプラスして話してしまいます。英語にすると、「Don’t+●●」という形です。しかし、脳は肯定形と否定形を区別できないそうです。すなわち、子どもの脳の中には「●●」という単語だけが焼き付くのだそうです。「ミスするなよ」「緊張するなよ」と言われると、余計にミスしてしまう、緊張してしまうのは、経験上、誰しも心当たりがあるのではないでしょうか。ミスしないようにするには丁寧に行うことが大切であり、緊張しないためには深呼吸をすることで和らいだりします。
(次回に続く)