15の春を
- 公開日
- 2015/07/12
- 更新日
- 2015/07/12
学校生活
この土日、中学校の夏の大会の応援に行ってきました。勝利の女神は時には優しく、時には冷たい仕打ちをするのだと改めて感じました。2年間半練習してきたことが、一試合で、一球で、ひとつのプレイで「勝ち」と「負け」に分けてしまうのです。非情なものです。
小学校と中学校の違いはいくつもありますが、中学生として越えなければ大きな試練が2つあると思います。1つは先ほど述べた「3年生の夏の大会・コンクール」です。この地区では15の中学校が、西尾張地区では50数校が、愛知県大会ではその何倍もの中学校がその頂点を目指して毎日練習しています。そして、その頂点に立てるのは1校だけです。これは小学校にはない厳しいものだと私は思います。
2つめは、15歳にして多くの生徒が初めて経験する『進路選択・入学試験』です。「自分がやりたいことは何か」を考え、目指す進路を決めていきます。高校に入って終わりではありません。無事卒業し、次の道も考えないといけません。目の前にいる古西っ子を見つめ、15歳のときのこの子達を思い浮かべながら「この子達の可能性を見つけ、伸ばす支援をする」ことが小学校の役割だと私は思いました。