「読み聞かせ」は余韻を楽しむ
- 公開日
- 2016/02/03
- 更新日
- 2016/02/03
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、尾木直樹氏のことばからです。
スマホが普及した今、本の読み聞かせをアプリに頼ろうとするお母さんは珍しくないからです。これは、朗読のプロが吹き込んでいるので、読み方も上手で自分が読み聞かせるよりいいと思われる人も多いかもしれません。
しかし、大切なのは上手に読み聞かせることではありません。自分のお母さんが生の声で、心を込めて読み聞かせることです。お母さんの方も、子どもの心に寄り添うことになり、いつの間にか表情から我が子の心が読める「共感力」が育まれてくるのです。我が子の、心がわかる「感性豊かなママ」になれるのです。
そして、絵本は読み終わったらそのまま閉じてほしいと思います。余韻を残して、そこで子どもたちが想像力をかき立てられ、いろんな思いを巡らせることを大切にしてほしいのです。