「ほめる・しかる」から「勇気づける」子育てへ
- 公開日
- 2016/06/01
- 更新日
- 2016/06/01
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、明治大学文学部教授・諸富祥彦氏のことばからです。
アドラー心理学に『勇気づける』という方法があります。勇気づけとは相手の自尊心(プライド)を尊重し、相手に『あなたを信頼し、期待している』というメッセージを伝えていくことです。子どもは大人から信頼され、期待されるとその信頼や期待に応えたいという気持ちが湧いてきます。その結果、望ましい行動をとるようになるのです。
親から信頼され一人前扱いされた子どもは、精神的に早く成長し、大人になっていきます。逆にずっと子ども扱いされ、信頼されているという感覚を得られず育つ子は、成長が遅いことが多いようです。