安心で安全な場所、応答してくれる親
- 公開日
- 2016/10/12
- 更新日
- 2016/10/12
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、土井ホーム代表・学術博士 土井高徳氏のことばからです。
土井 高徳氏:1954年北九州市生まれ、北九州市立大学大学院講師、運営する「土井ホーム」にて、困難を抱える子どもたちを支援されています。
◇私は北九州市で、心身に深い傷を抱えた子どもたちが共に暮らす「土井ホーム」を運営しています。今一緒に暮らしている子どもは、15〜30際までの男女13人。私は彼らの里親として、妻や妹、スタッフと一緒に子どもたちと過ごし、自立していく手助けをしています。
◇彼らに教えてもらったことは、朝になれば家族がお互いに「おはよう」とあいさつする「普通の暮らし」が何より大切だということです。「子どもに確かに応答すること」「子どもが安心できる環境、安全だと信じられる環境を保障すること」、子どもたちに必要なことはただそれだけです。