「お手伝いは家庭でできる最も優れた支援」
- 公開日
- 2017/02/08
- 更新日
- 2017/02/08
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、NPOフトゥーロ・LD発達相談センター所長・安住ゆう子氏のことばからです。
お手伝いは家庭でできる最も優れた支援、指導方法の一つです。なぜならお手伝いは具体的で、くり返しできるため、目に見えた結果が得られやすいことと、家族のために役に立つという他者に向けての行為だからです。人の役に立つことによって、自己肯定感が育まれます。
例えば作業の手順もおふろそうじなら、1、スポンジに洗剤を付ける。2、5回ずつこする。と具体的な方がよいと思います。キッチンタイマーを使うのもいいでしょう。
初めは大人が教える必要があるので、余裕があるときに始めましょう。「ありがとう」のことばを忘れずに、失敗しながら上手になればいいのです。叱ってしまうお手伝いは「依頼した大人の力不足」です。