良くならなければ叱る意味はない
- 公開日
- 2017/10/25
- 更新日
- 2017/10/25
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、日本アンガーマネージメント協会1期生・篠 真希氏の言葉からです。
『怒る』というのは、何かを変えたいという主張(メッセージ)で、自分のためにしていることです。一方、『叱る』とは、相手本位なものです。親が子どもを叱るように、立場の上の人が下の人に、改善や成長を促すための行為です。ですから、『良くならないようであれば、叱る意味はない』のです。
『親と子供の関係は、力が釣り合っていない』ことを忘れてはなりません。親のほうが、すべてにおいて決定権をもっています。「支配欲」が出てきてしまったら、親のほうが上だということを思い出してください。
『怒鳴ることで得られる満足感』は、くせになることがあります。イライラするたびに、つい繰り返してしまうかもしれません。しかし、何度も繰り返していくうちに慣れて、効果はなくなっていきます。